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9月8日 18時11分

去年11月、東京・立川市の病院の敷地内で、男女2人が突っ込んできた乗用車にはねられて死亡した事故で、運転していた84歳の女性がブレーキとアクセルを踏み間違えたことが原因とわかり、警視庁は過失運転致死の疑いで書類送検しました。

去年11月、東京・立川市にある「国立病院機構災害医療センター」の敷地内で、歩道を歩いていた39歳の男性と35歳の女性が駐車場から出てきた乗用車にはねられて死亡しました。

警視庁が乗用車の記録装置を解析したところ、事故の直前にブレーキは踏まれず、アクセルが踏まれていたことがわかったということです。

また、警視庁によりますと、運転していた84歳の女性は「駐車場から出る際に、精算機に接触しないか確認しようと運転席から身を乗り出したが、その後、ブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏んでしまった」と話しているということです。

警視庁は、ブレーキとアクセルを踏み間違えたのが事故の原因だとして、8日過失運転致死の疑いで書類送検しました。