小田急小田原線の沿線で火事 一時車両に燃え移る

9月10日 20時44分 更新情報

10日夕方、東京・渋谷区の小田急小田原線の沿線にある3階建ての建物から出火し、一時、火が電車の屋根に燃え移りました。乗客は線路を歩いて避難し、警察によりますと、けが人などはなかったということです。
警察や消防によりますと、10日午後4時ごろ、東京・渋谷区代々木5丁目の3階建てのボクシングジムから火が出ていると通報がありました。火は一時、代々木八幡駅と参宮橋駅の間で停車した小田急小田原線の8両編成の電車の前から2両目の7号車に燃え移り、屋根が15平方メートルほど焼けましたが、その後、消防によって消し止められました。

電車は本厚木発、新宿行きの各駅停車で、およそ150人の乗客は、警察や鉄道会社の誘導によって電車から降り、線路を歩いて避難したということで、警察によりますと、けが人などはなかったということです。

警察などによりますと、当時、現場に駆けつけた警察官が、消防からの要請を受けて近くの踏切に設置された非常停止ボタンを押したところ、電車に自動ブレーキがかかり、ちょうど火災の現場に差しかかったところで緊急停止してしまったということです。

一方、消防によりますと、火が出た3階建てのボクシングジムも、合わせて80平方メートルが焼けましたが、これまでに火はおさまり住人などにけがはないということです。

この火事の影響で、小田急小田原線は、新宿と経堂の間の上下線で運転を見合わせていて、小田急電鉄によりますと今のところ運転再開の見通しは立っていないということです。

現場は、小田急小田原線の参宮橋駅から南西に500メートルほどの住宅やオフィスなどが建ち並ぶ地域で、警視庁と東京消防庁が出火の原因を調べています。
乗客は歩いて避難
小田急電鉄によりますと、沿線の火災の影響で停止したのは、新宿行きの各駅停車の電車で、8両編成の車両のうち前寄りの車両に沿線で起きた建物火災の火が燃え移ったと見られるということです。

乗客は車両から降りて線路上を歩いて近くの駅などに避難し、これまでのところけが人の情報はないということです。

小田急小田原線は午後4時20分ごろから新宿と経堂の間で運行できなくなっていて、小田急電鉄は線路や架線などの損傷の状況について確認を急いでいます。
出火当時はボクシングの練習中
警察によりますと、火が出たボクシングジムは1階が練習場、2階が練習生の宿舎、そして3階は物置として使われていたということです。出火当時、1階では練習が行われていて、ジムの関係者は「上の階でパチパチと音がしたあと火が燃え広がった」と話しているということで警察が出火の原因を調べています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170910/k10011134101000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

★1がたった時間:2017/09/10(日) 17:00:18.11
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