https://www.cnn.co.jp/m/business/35107062.html

ニューヨーク(CNNMoney) 伊自動車メーカー、フェラーリの手掛けるスーパーカー「ラフェラーリ・アペルタ」がイタリアで慈善オークションにかけられ、21世紀に入って作られた車としては最高額となる830万ユーロ(約10億8000万円)で落札されたことが11日までに分かった。

オークションは9日、フェラーリの創業70周年を記念して同社の工場で行われた。

オークションを運営したRMサザビーズの発表によると、少なくとも12人がオークションに参加。激しい入札競争の結果、落札価格は予想の2倍に達したという。


落札者の名前は公表されていない。アペルタの実物はまだ組み立てられておらず、オークションではコンピューターで作成した3次元モデルによって外観などが示された。

完成すれば同車種で210台目となる。

サザビーズはオークションの売り上げについて、子ども支援専門の国際非政府組織(NGO)団体「セーブ・ザ・チルドレン」に全額寄付されるとしている。

一般的にチャリティー目的のオークションの場合、落札価格は高くなる傾向にある。

2017.09.11 Mon posted at 11:50 JST

フェラーリの「ラフェラーリ・アペルタ」が830万ユーロで落札された=同社提供
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