http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011135821000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

週明け11日のニューヨーク株式市場は、アメリカ経済への影響が懸念されていた大型ハリケーン「イルマ」による被害は予想を下回りそうだという見方から、ダウ平均株価は260ドル近く値上がりし、ことし2番目の上昇幅となりました。

11日のニューヨーク株式市場はアメリカ南部フロリダ州に上陸したハリケーン「イルマ」が、広い範囲で高潮などの被害をもたらしたものの懸念されていた大きな経済的な被害は免れそうだという見方が広がりました。

このため、先週、売られていた銘柄を中心に買い戻す動きが強まり、ダウ平均株価は結局、先週末より259ドル58セント高い、2万2057ドル37セントで取り引きを終え、ことし2番目の上昇幅となりました。

市場関係者は「調査会社が予想されるハリケーンの被害額を相次いで下方修正したため、高まっていた警戒感がいったん和らいだ。また、北朝鮮が9日の建国記念日にあわせた追加の挑発を行わなかったことも株式を買い戻す動きにつながった」と話しています。

9月12日 5時21分