名古屋鉄道の豊橋駅(愛知県豊橋市)の50代の男性駅長が、
定期券申込書に書かれた連絡先の携帯電話番号を利用して、
無料通信アプリ「LINE(ライン)」で女性客に連絡を取っていたことが分かった。

名鉄は、業務上知り得た情報の目的外利用を禁じる内規に違反したとして、
駅長を懲戒処分にし、16日付で別の部署に異動させた。

名鉄によると、駅長は7月下旬、
窓口で定期券を申し込んだ女性に、私的にLINEで連絡していいかと尋ねた。
求めに応じた女性が、連絡先は申込書を見るようにと言ったため、
駅長は申込書から携帯電話番号を調べ、LINEでやりとりを始めた。
駅長は日常的に窓口業務に入り、女性とは顔見知りだったという。

同月末、名鉄に匿名の電話があって発覚した。

名鉄は
「顧客情報の取り扱いについてこれまで以上に指導を徹底し、再発防止に努めます」としている。

以下ソース:朝日新聞 2017年9月16日18時04分
http://www.asahi.com/articles/ASK9J5F22K9JOIPE00G.html