京王電鉄(本社・東京都多摩市)の新型車両「5000系」の試乗会が17日開かれた。

抽選で選ばれた約200人が若葉台駅(川崎市)から多摩動物公園駅(東京都日野市)まで試乗。高尾山の木々にちなんだブラウンの座席の座り心地を確かめたり、繊維業で栄えた八王子の絹糸をイメージした明るい色調の車両内の写真を撮ったりしていた。

 新型車両はクロスシートとロングシートを転換できる座席が特徴で、参加者は手動で座席転換にも挑戦。東京都府中市の男児(4)は「電車が好きで楽しかった。座席もうまく回せた」と喜んでいた。

 新型車両の営業運転は29日から。空気清浄機を備えているほか、電源コンセントや公衆無線LANも利用できる。
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