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台風18号に伴う大雨で住宅の浸水被害などが相次いだ大分県津久見市にボランティアセンターが開設され、21日から住宅の後片づけなどを手伝うボランティアの受け付けが始まりました。

津久見市では台風18号に伴う記録的な大雨で、少なくとも1100棟余りの住宅が水につかるなどの被害を受けたことから、市の社会福祉協議会がボランティアセンターを開設し、21日から受け付けを始めました。午前中は、50人余りのボランティアが訪れ、手続きを済ませたあと早速被害を受けた地域に向かいました。

センターによりますと、被災した人たちからは、水につかった家具の運び出しや室内の泥かき出しなど、これまでに234件の支援の依頼が寄せられているということです。

福岡県から訪れた40歳の男性は「プライベートで訪れたことがある津久見市が好きで、恩返しがしたくて初めてボランティアに参加しました。少しでも地域の力になりたい」と話していました。

津久見市社会福祉協議会の石田栄二事務局次長は「多くの人に参加していただき、市民の皆さんが1日も早く元の生活に戻れるようにしたい」と話していました。

センターでは、当面、毎日、午前9時から正午まで受け付けを行うということです。

9月21日 13時37分