0001ばーど ★
2017/09/21(木) 22:05:49.85ID:CAP_USER9ことし3月、電動車いすで沖縄に旅行に来ていた兵庫県の脳性まひの41歳の男性が、鹿児島県に本社があるマルエーフェリーの那覇発大阪行きの便を予約して乗ろうとしたところ、乗船直前に乗り降りや船内での安全確保に不安があるという理由で利用を断られました。
男性は後日、船会社に対し、乗船拒否を差別と認めることや沖縄県内での宿泊を余儀なくされたなどとして損害賠償を求めました。
船会社は男性に対し、「十分な説明をしないまま不快な思いをさせたことを心よりおわび申し上げます」と謝罪する一方、差別ではなく、損害賠償についても応じないと回答していました。
こうした会社側の対応を受けて、男性は沖縄県の調整委員会に、差別と認めることや損害賠償を求める申請をし、委員会は先月「差別的だと疑われかねず、あらゆる方策を検討して乗船方法を考えるべきだった」として、船会社に対応の改善を求めました。
一方、損害賠償については「司法的な判断が必要だ」として、審議しないと結論づけました。
■乗船断られた男性「誰もが乗れるように」
沖縄県の調整委員会が船会社に対し、対応の改善を求めたことについて、乗船を断られた男性はNHKの取材に対し、「大変喜ばしく思います。会社側には調整委員会の助言にしたがって改善してもらい、今後、誰もが船に乗れるようにしてほしいと思います」と話しています。
■マルエーフェリー「再発防止に努めていきたい」
船会社のマルエーフェリーは「調整委員会の的確な指摘を真摯(しんし)に受け止めている。これまで作っていなかったマニュアルを新たに作成し、社員教育を進めていて、現場の状況に合わせて随時、見直し、再発防止に努めていきたい」とコメントしています。
配信9月21日 20時01分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170921/k10011151201000.html?utm_int=news_contents_news-main_004&nnw_opt=news-main_a