2017年9月28日 9時3分 掲載

 全国の秘湯ファンに親しまれ、2014年夏に惜しまれながら閉館した秋田県大館市長走の「日景温泉」が来月1日、約3年ぶりに営業を再開する。築80年以上で傷みが目立った建物は、閉館前の面影を残しつつ内外装を一新。新たな源泉を確保し成分の異なる三つの湯が楽しめる温泉に生まれ変わった。復活を目指し準備を進めてきた割烹きらく(同市)の石川崇(たかし)社長(50)は「観光のキラーコンテンツにしていきたい」と意気込みを語った。

 新温泉の名称は「白神矢立 温源(とうげん)郷の宿 日景温泉」。昭和初期に建てられたしっくいの壁や秋田杉の柱などをほぼそのまま使い、各客室は旧日景温泉の特長を残した。

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