http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171001/k10011164151000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013

観光客の誘致につなげようと、ことし8月から栃木県日光市の東武鬼怒川線で運行されている蒸気機関車に不具合が見つかり、東武鉄道は30日と1日、代わりにディーゼル機関車での運行を行いました。

東武鉄道は、鬼怒川温泉を始めとする沿線の観光振興を図ろうと、昭和16年に作られた蒸気機関車「C11」を借り受けて、栃木県日光市の下今市駅と鬼怒川温泉駅間でことし8月からSL「大樹」を運行しています。

会社によりますと、29日、翌日の運転に向けての点検でボイラーから異音がしたため、30日の3往復6本で、蒸気機関車の代わりにディーゼル機関車で客車をひいて運行しました。

さらに、修理の過程でブレーキを調整する部品にも不具合が見つかったため、1日もディーゼル機関車での運行となりました。東武鉄道は、次の運行が予定されている今月7日までには修理を終えたいとしています。

10月1日 18時17分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171001/K10011164151_1710011811_1710011817_01_02.jpg