https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21783470S7A001C1LB0000/

富山市などが出資する第三セクターの路面電車、富山ライトレール(富山市)は
15日から、ICカード利用者が運転手のいない後方の扉から下車できる「信用降車」を
終日実施する。路面電車での全面的な実施は全国でも初めてだという。

ライトレールでは、平日朝のラッシュ時間に限り、運転手が確認することなく
後扉のカードリーダーをICカードでタッチすることで下車できたが、これを休日も含めた
終日に広げる。夕方の混雑時の定時運行の維持に加え、高齢者やベビーカー使用者の
降車時の移動距離の短縮などの効果を狙う。

富山市の森雅志市長は「富山市民は公共交通の乗車マナーがいいとアピールでき、
市のイメージアップにつながる」と話している。