全体状況 ◇校内の対応等

  14:46 地震発生(揺れの継続は約3分)
  14:49 津波警報(大津波)発表、予想津波高6m
    ◇児童・教職員、校庭へ二次避難
  14:52 防災行政無線による広報(津波警報発令)
    ◇15 時少し前 教職員Aが残留児童の確認を終え、残留者なしを報告
    ◇教職員A「山へ行くか」→「この状況では難しいのでは」のやりとり
    ◇保護者への児童引渡し開始
    ◇教職員Aが体育館を確認、住民に「使えない」と伝え、教頭らに報告
    ◇教職員A、この間、校長や市教育委員会に断続的に電話をかけるがつながらず
    ◇教職員Aが避難所特設電話の設置を試みるために体育館へ
  15:10?15:15 頃 河北消防署の消防車が広報しつつ釜谷地区内を長面方面へ
    ◇15:10?15:15 頃 バス運転士無線交信「学校の判断が得られない」
  15:14 津波警報(大津波)予想津波高 10mに変更(ただし報道はテレビのみ)
    ◇教職員Aら、児童の服等を持ち出すため校舎内へ
    ◇15:20 頃 教職員C、引渡し担当を外れる(かまどと薪の運搬へ)
  15:21 予想津波高 10mをFMラジオが放送
    ◇15:23 頃 支所職員C・Dが学校へ立ち寄り
     支所職員A・Bが谷地中付近で長面の松林を越える津波を目撃してUターン
    ◇15:24 頃 支所職員C・Dが学校を出る
    ◇スクールバスがバックで校地内に入る
    ◇教職員A「山に逃げますか」と尋ね、返答・指示がないため校舎2階を確認に行く
  15:25〜15:30 頃 河北総合支所の公用車が長面方面から新北上大橋方面へ戻りつつ広報
    児童引き取り保護者らが新北上大橋を通行、橋の下に白波、下流部に高い波を目撃
    新町裏付近の富士川堤防から津波越流
  15:32 予想津波高 10mをAMラジオが放送
    間垣堤防で津波越流
    新北上大橋下流部付近から津波越流
    ◇15:33〜34 頃 三角地帯への移動を決定、教職員K以外の児童・教職員が避難開始
    ◇教頭、「津波が来ています、急いで」
    ◇教職員A、校庭に戻り、避難の列を小走りで追う
     大橋付近の越流が三角地帯を覆う
  15:37 頃 陸上遡上津波が大川小学校に到達

7分の間に間違いが完全に発生しない行動なんかムリだからな
こどもや老人を帯同しての行動に制限もある

三角地帯へ向かったのは合理的な判断だったのは間違いない