インターネット上でやり取りされる仮想通貨、「ビットコイン」は、13日午前、国内最大手の取引所での取引価格が60万円を超えて過去最高を更新しました。

仮想通貨の国内最大手の取引所、「ビットフライヤー」によりますと、1ビットコイン当たりの取引価格は、13日午前8時すぎ、60万円を超えて過去最高を更新しました。

ビットコインをめぐっては、先月、中国当局が、仮想通貨を発行して資金を集める「ICO」と呼ばれる取引を禁止する方針を打ち出し規制を強化したことなどから、取引価格は一時、30万円近くまで下落していました。

しかしその後、取引価格は再び上昇していて、市場関係者は「投資家などの間で、中国当局が仮想通貨に対する規制を緩めるのではないか、という観測が出ていることが買い注文につながっているようだ。ただ、ビットコインをめぐっては、来月には再びシステムの変更が行われると言われており、価格が見通しにくい状況が続くだろう」と話しています。

配信10月13日 12時19分
NHK NEWS WEB
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