パトカー盗み逃走 元警察官に懲役2年

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024683861.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年9月、吉備中央町で、職務質問を受けていた最中に近くにあったミニパトカーを盗んで
逃走した罪に問われた元警察官の男に対し、岡山地方裁判所は懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、香川県綾川町に住む元警察官で無職の穴吹和彦被告(59歳)は
去年9月、吉備中央町の国道沿いの駐車場で職務質問を受けていた最中に、
近くにとめてあったミニパトカーを盗み、高速道路をおよそ40キロに渡って逃走したとして、
盗みの罪に問われました。

弁護士は、被告は当時、心神喪失の状態だったとして無罪を主張したのに対し、
検察は犯行の内容やその前後の行動から心神喪失などの状態ではなかったとして、
懲役2年6か月を求刑していました。

16日の判決で岡山地方裁判所の岡本康博裁判官は、
「盗んだミニパトカーを運転する前の言動や、走行の状況から
行動や意味を認識できたとみるのが自然で、医師の診断でも責任能力があったと認められる」
と指摘し、被告側の訴えを退けました。
その上で、
「警察官の隙を突いてミニパトカーを盗むという大胆・悪質な犯行だ」
などと述べて、穴吹被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

10/16 19:01