日産自動車や神戸製鋼所などで相次いでいる不祥事について、経済同友会の小林代表幹事は18日の記者会見で、「日本のものづくりの評価が崩れた」と述べて、強く批判しました。

この中で小林代表幹事は、日産自動車や神戸製鋼所などの不祥事について、「日本のものづくりは、高品質や安全安心によって世界で評価されてきたが、音を立てて崩れつつある。トップを含めた組織全体の法令順守に対する姿勢が理解できない」と述べて、強く批判しました。

そのうえで小林代表幹事は「ブランドを築くのには何十年もかかるが、失うのは一瞬だ。信頼回復は簡単ではないが、各企業が変革を見える形で社会に表明していく以外に手はないと思う」と述べました。

配信10月18日 16時35分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011181631000.html