http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171025/k10011197661000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010

10月25日 20時59分

埼玉県三郷市のガソリンスタンドが23日から24日にかけて、水分が混入した可能性のあるガソリンを販売していたことがわかりました。台風による大雨で、地下のタンクに雨水が流れ込んだと見られ、会社は車を運転せずガソリンスタンドに連絡してほしいと呼びかけています。

石油元売り最大手のJXTGエネルギーによりますと埼玉県三郷市にある「草加流山線三郷SS」で、24日の夕方以降、レギュラーガソリンを給油したドライバーからエンジンがかからないなどの苦情が相次ぎ、地下のタンクを調べたところ水分が混入していたことがわかりました。JXTGエネルギーはタンクのパッキンが劣化していたことから、台風21号による大雨で雨水がタンクに流れ込んだと見ています。

このガソリンスタンドでは雨が降り始めた23日から24日までに1170台の車にレギュラーガソリンを給油していて、このうち10台でエンジンの不具合が確認されたということです。

JXTGエネルギーは最悪の場合エンジンが止まる可能性があるとして、車を運転せず、ガソリンスタンドに連絡してほしいと呼びかけています。

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