https://www.cnn.co.jp/m/business/35109419.html

ニューヨーク(CNNMoney) テーマパーク運営大手の英マーリン・エンターテイメンツは25日、米ニューヨーク州ゴーシェンでのイベントで、ブロック玩具レゴをテーマにした「レゴランド」を2020年に同地で開園すると発表した。

マーリン社は米カリフォルニア州とフロリダ州のほか、日本やアラブ首長国連邦(UAE)のドバイなどでもレゴランドを運営。また、各地のマダム・タッソーろう人形館や英国のテーマパーク「アルトン・タワーズ」も運営している。

ゴーシェンの計画委員会は先週行った投票で、レゴランドの建設推進に全会一致で賛成していた。同地はニューヨーク市の北方約100キロの地点にある。


レゴランドの広報担当者によると、マーリン社は「早急に」建設を開始する計画だという。

ニューヨーク州のレゴランドは年間150万人から250万人の来園者を集めると見込まれている。ただ、すべての住民が同テーマパークを歓迎しているわけではない。

一部の市民団体などはこのプロジェクトに反対。地元の交通量の増加、農地の減少、環境への影響などを懸念として挙げている。

一方マーリン社側は、レゴランドにより数百の「良質な」仕事がもたらされると主張。また、ゴーシェンがあるニューヨーク州オレンジ郡では今後30年にわたり、売上税やホテル宿泊税により2億8300万ドル(約320億円)の税収を生み出すことも見込んでいる。

2017.10.26 Thu posted at 14:20 JST