ホンダは25日、2018年に電動とハイブリッドのバイクをそれぞれ投入すると発表した。スクーター「PCX」をベースにしたモデルを日本、アジアで販売する。電動バイクには脱着可能な独自バッテリーを採用する。過去には電動バイクをリース販売していたが13年に終了していた。

 25日の東京モーターショーでは、エンジンとモーターで動く「PCXハイブリッド」と、モーターのみで動く「PCXエレクトリック」を展示した。具体的な時期や投入地域については検討中という。充電インフラの普及状況なども考慮する。

 ホンダは足元でヤマハ発動機、さいたま市との実証実験に取り組んでいるほか、日本郵便の郵便配達網にも電動バイクを投入する計画だ。二輪事業でも電動化に向けた準備を本格化している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22695430V21C17A0TI1000/