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10月28日 13時27分

2020年の東京オリンピックの開幕まで1000日となった28日、使われなくなった携帯電話からメダルをつくる取り組みを広げようと、都内の小学校でリサイクルを呼びかける授業が開かれました。
オリンピックに向けた携帯電話のリサイクルの授業が行われたのは江戸川区の本一色小学校です。

東京オリンピックとパラリンピックでは合わせて5000個に上るメダルを、使われなくなった携帯電話などから回収した金属で作ろうという取り組みが進められています。

授業はこの取り組みに参加しているNTTドコモが開いたもので、分解した携帯電話の部品を実際に見せながら金や銅などの金属が使われていることを説明し、メダルづくりに向けて、児童たちの家庭でも使われなくなった端末があれば提供してほしいと協力を呼びかけました。

授業を受けた5年生の男子児童は「携帯電話がメダルになることを知って驚きました。身近なところで開かれるオリンピックなので、使っていない携帯電話がないか家族に聞いてみたい」と話していました。

NTTドコモの熊谷謙モビリティ事業担当部長は「今後も全国で授業を行って、リサイクルに協力することで子どもでも大会に参加できるという実感を持ってもらいたい」と話していました。

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