【社会】 「まずい給食」はなぜ配られたのか ★2
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神奈川県大磯町の中学校でデリバリー式の給食が大量に残され、社会問題となった。虫や髪の毛などの異物混入が一因とされたが、そもそも大半の生徒が「まずい」「見た目が悪い」と以前から感じていたという。9月には岐阜市の小学校で、給食を残さず食べるように指導された児童が 嘔吐(おうと )したケースも明らかになった。学校給食の現場で今、何が起きているのか。管理栄養士として学校や保育園の給食に、30年携わった経験を持つ女子栄養大名誉教授の金田雅代さんに、問題の背景と解決策を聞いた。2回にわたって掲載する。(聞き手 読売新聞メディア局編集部 河合良昭)
◆“うまみ”のないデリバリー式
学校給食は子どもたちが対象なので、衛生管理のルールは非常に厳しく定められています。学校の給食室や給食センターで作る食材は「当日納入、当日調理」が原則。食材を納品した時から品質、生産地、鮮度や異物混入の有無などを点検し、野菜は表面に付いている汚れや異物、微生物などを取り除くため、別々のシンクで3回洗うことなどが、学校給食衛生管理基準に示されています。さらに調理場は、食材の搬入から調理、搬出までが一方通行に流れるように設計され、肉と野菜ではまな板や包丁を分けます。こうして調理器具や調理する人の手などを経由して食品に菌が移ってしまう「二次汚染」を防ぐ対策が徹底されています。
異物混入を防ぐため、金属探知機を設置して万全を期す施設もあります。これには一定の広さの場所が必要ですし、一定額の設備投資も必要です。デリバリー式の給食を作る民間の業者でこうした施設整備ができる数は限られると思います。衛生管理の面でも、給食センターなどと同じような運用ができる業者は多くないと思います。
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学校給食は、子どもの空腹を満たせばよい、というものではありません。大事な成長期に必要なエネルギーや栄養素を摂取することも重要な目的の一つで、摂取基準も定められているので献立(メニュー)がカギになります。デリバリー式の場合、その献立作成は教育委員会の管理栄養士などが行います。業者が献立を作ることはできません。つまり、業者はその時に安く仕入れられる食材を使ったり、一般向けの弁当の食材と同じものを使ったりして、大量購入でコストを抑えることはできないのです。給食の実施は年間約190日しかなく、民間業者が給食に合わせて施設を改築し、運用を変えることは現実的ではないでしょう。業者にとって、経営的にはまったく“うまみ”のない仕事だと思います。
◆自治体の厳しい“台所事情”
そんなデリバリー式に、自治体が頼ろうとするのには、いくつかの理由があります。まず、学校に給食室を設けるスペースが少ないことです。現代の食事に対応しようとすると、焼き物用の機械、蒸し物用の機械、揚げ物用の機械をそれぞれ取りそろえることになります。また、先ほど述べたように一方通行の動線を確保することや作業区分に合わせた施設や設備を造るにはそれなりの広さが必要です。給食センターの場合は、老朽化して建て替え時期が来ていても、財政難を理由に改築できないケースがあります。
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◆なぜ「まずく」なるのか?
大磯町のケースでは給食が冷えていたことが、生徒たちが「まずい」と感じた理由の一つでした。デリバリー式では基本的に冷したものしか配送できない。それには理由があります。
学校給食は調理してから、子どもの口に入るまでは最大2時間まで、というルールがあります。2時間を過ぎると、急激に食中毒菌が増殖する可能性があるからです。児童・生徒の数にもよりますが、業者の多くが、大量の弁当を2時間以内に学校に届けるのは難しいのが現状です。従って、菌が増殖しにくい10度以下の温度で配送しなければなりません。だから冷たい給食になるのです。
デリバリー式の給食では、野菜がよく残されます。給食では野菜の使用すべき量も示されており、それを目安に副菜と汁物の具に分けて使います。汁物に入った野菜の方が子どもには食べやすいことが多いのですが、デリバリー式では搬送上の関係から汁物が付いていないことがほとんどで、弁当箱に副菜を多く詰め込まなければならないのです。
>>2以降に続く
配信11/3(金) 7:04
読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171103-00010000-yomonline-life&p=1
★1が立った時間 2017/11/03(金) 09:41:44.34
前スレ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1509669704/ >>87
シダックス参入したらポテトチップスとナポリタンだらけになったそうだ。 >>23
セブンイレブンが片付け洗浄までやるのか?
費用対効果考えてみろよ。 >>67
これ?
>飛行機の機内食に使用されているカートで、65度を保ったまま学校まで配送され、
>学校で給食の時間に弁当箱を開けると湯気が上がる程度の温かさを保つことができます。
>また、冷菜は冷やしたまま配送されます ので、冷たいゼリーやサラダなどを適温でおいしく食べることができます
https://www.city.kameyama.mie.jp/kyouiku/article/2014112307306/kyusyoku.html うちの会社の昼食の、宅配弁当もかなりまずい。
誰か何とかしてくれ。 >>106
社会人なんだから好きなの食べれば良いじゃん サラメシじゃねーけど無理矢理社長の奥さんが作った飯食わされる職場とか
結構有るみたいよ? > 「吐くまで」食べさせるのはかなり特殊なケースで
不当な指導だとは言わないのね。 >>98
伊予三島給食センターはなかなかよかったな 給食なんて今も昔も変わらず不味いよ
ガキは甘い物やカレーが出れば喜ぶ奴多いけど、それだけの話 うちの小中は給食センターで毎日温かいご飯だったしパンもふかふか牛乳も近くの牧場から毎日出荷されてるんで男女問わず給食待ち遠しかった
食べるの遅い子も食べたくない分けじゃなくてただ遅いだけだし残しても良かったから給食楽しかったな なんかこの>>1の文章違和感ある。
何が言いたいのか途中からズレてる気がする。 >>55
今はさすがに1000万円はないだろうが、それでも
大阪市の職員の身分なので相当な高給取りであることは間違いない。 >>57
君は公務員の恐ろしさを知らないのかなw
そんな公務員に有利な甘々な試算が現実に通用すると思ってるの?
公務員の試算なんて死産て言われているくらい当てにならない。
大抵は二倍三倍に膨れ上がるのが常識w >>60
まあ、実際は給食費なんて給食費の総費用から見たらそんなに
多くはないんだよ。
人件費、設備費に莫大な金がかかっている。
それらは税金で賄われている。
例えば、500人程度の中規模校で、年間約5000万円。
一人頭、約10万円。一食当たり何と500円。
一食500円の予算があれば民間弁当屋さんが美味しいランチを
提供してくれるはずだ。
要は、大阪市の給食制度は公務員の既得権と言う要素が大きい。
子供や親は二の次。 >>116
額が公表されてる小平市
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/010/010372.html
税金8億2191万円で271万食
一食あたり303円
> 例えば、500人程度の中規模校で、年間約5000万円。
> 一人頭、約10万円。一食当たり何と500円。
具体額が公表されてるんだけど、一食500円のソース頼むね >>118
そういった老害の悪習は変えていかないといけないね この一連の給食叩きは食品宅配業者とコンビニ各社の仕掛けだな
裏工作に臭いがプンプンする でその学校はいまどうしてんの?
弁当持ちかwざまあみろだな >>119
「中学生男子丸坊主は朝日がやめさせた!だから復活させるべき!」
という主張に賛同者がたくさん集まる某巨大掲示板がありましてね… >>122
巨大だろうが中小だろうが掲示板の意見なと意見として聞く価値を認めんな >>92
セブンイレブンと言えど同じ条件なら、同じような物しか出せないだろうね。 >>126
2時間前に作り終える(前日に作るとかなし)
10度以下に冷やして配送
温める設備なし
栄養をちゃんと考える
毎日献立を変える
なるべく国産・なるべく地産地消 >>127
セブンならその条件でやって出来ないことはないだろうけど
請けたところで割に合わないってのが一番でかいんじゃね? >>59
医者並みやん!!
しかも完全週休二日
夏期冬期1ヶ月 >>128
割に合わない=儲けがでないってのは企業にとって出来ないのと同じ
ノウハウが足りないからとかスケールメリットが原因なら最初は赤字でも後から黒字化を
見越して請けることもあるけど、学校給食はそんなのも見込めないし そういえば野球部とか特に厳しそうな連中はどうしてんだろね?
朝練用に弁当持参するって話だけど、夕方も練習有るんだろ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています