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11月7日 23時43分

国土交通省は、地域の名産品や景勝地などをデザインした自動車のナンバープレートを全国41の地域で来年10月にも交付することになりました。

図柄入りの自動車のナンバープレートが交付されるのは、自治体から応募があった「富士山」や「つくば」、「宮崎」など41の地域です。

ナンバープレートは、自治体がデザインの案を選定することになっていて、このうち「世田谷」は、地域を流れる「多摩川」と区の花の「サギソウ」をモチーフにした案をすでに決めています。

また、「仙台」や「新潟」などもデザインの選定を進めているということで、国土交通省は来年10月にはナンバープレートの交付を始めたいとしています。

交付を受けるには手数料が必要で、さらに自動車1台当たり1000円程度の寄付金を払えば、白黒のデザインのプレートをカラーに変更できるということです。国土交通省は、集まった寄付金を地域の観光振興や交通安全などに役立てたいとしています。

石井国土交通大臣は「地域の風景や観光資源などを図柄にしたナンバープレートが、『走る広告塔』となって地域の魅力を発信してほしい」と話しています。