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11月11日 5時22分

希望の党は、共同代表を決める選挙で、玉木雄一郎衆議院議員が選出されたことを受け、来週14日にも新執行部を発足させる方針ですが、選挙戦で基本政策などをめぐる考え方の違いが明確になったことから、挙党態勢を構築できるのかが当面の課題となります。

希望の党は10日、党の両院議員総会を開き、国会議員による投票で玉木雄一郎衆議院議員を共同代表に選出しました。

これを受けて玉木共同代表は10日夜、東京都内で小池代表と会談し、今後の党運営の在り方などをめぐり意見を交わしました。

このあと玉木氏は記者団に対し「基本的には、『国会のことは、国会議員に任せる』と言っていただいたので、この週末、しっかりと適材適所で皆さんが力を発揮できるような人事を検討していきたい」と述べました。

一方、今回の選挙戦では、集団的自衛権の行使を可能とした安全保障関連法や9条を含めた憲法改正への対応など、基本政策や野党連携をめぐる考え方の違いが明確になり、党内からは今後の党運営への影響を懸念する声も出ています。

玉木氏としては、来週から実質的な国会審議が始まる見通しとなっていることから、来週14日にも新執行部を発足させる方針で、挙党態勢を構築できるのかが当面の課題となります。