タカタ負債1兆円超=債権額はトヨタが最多
2017年11月11日 00時50分 時事通信
https://news.nifty.com/article/economy/stock/12145-2017111001398/

 欠陥エアバッグの大規模リコール(回収・無償修理)で経営破綻し、民事再生手続き中のタカタが、同社に対する請求を認めた債権額は合計で約1兆800億円となった。うち9000億円超は、国内自動車メーカーがリコール費用として請求した債権で、最多はトヨタ自動車の3312億円だった。東京商工リサーチの調べで10日、分かった。
 タカタの破綻は製造業として戦後最大だが、当初見込まれていた最大1兆7000億円規模の負債総額は圧縮される見通し。
 タカタが他の自動車メーカーに認めた債権額は、ホンダ2397億円、マツダ1311億円、日産自動車764億円、三菱自動車557億円、SUBARU425億円など。