日本固有の感性を形にしたトンボ鉛筆の筆記具ブランド「ZOOM韻」 (11.18)
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トンボ鉛筆は「日本のかたち」をテーマにした筆記具シリーズをデザイン筆記具ブランド「ZOOM/ズーム」に新設。2つの新製品を11月24日より発売を開始する。
新シリーズ名は「ZOOM韻(いん)」。
韻には、音のひびき(余韻)や風流なさま(風韻)などの意味があり、日本固有の感性を伝えていることから、同社では「この言葉をシリーズ名にして『日本のかたち』を追求していきます」とコメントしている。
英字では「ying」と表記される。

「ZOOM韻」シリーズから発売される新製品は、まず水性ボールペン『ZOOM韻 箸』で、「黄金(こがね)」と「白金(しろかね)」の2色を用意。メーカー希望小売価格は1万5000円。
そして水性ボールペン『ZOOM韻 砂紋』で、こちらは「白鼠(しろねず)」と「藍鼠(あいねず)」の2色。メーカー希望小売価格は1万円。
なお本シリーズは、ペンの形と質感、仕上がり感をもって「日本のかたち」を表すことに注力しており、柄や絵等は採用していない。

商品名のとおり伝統食器「箸」をモチーフ(題材)にした造形。キャップ頭部が角(12×12mm)で尾端に向かって丸(直径10mm)になる日本箸独特の造形をペン胴軸に採用した。
塗装は漆黒調で、胴軸の中ほどに箸帯を思わせる貴金属の筒(直径12mm、長さ21mm)を巻いている。黄金は美術工芸品や文化財修復に用いられている金沢金箔を施し、白金はプラチナ箔を施した。 これは熟練した職人による手加工でになる。クリップは扇を閉じた末広がりのフォルムを採用。キャップはネジ式で、書をしたためる一連の所作を楽しめる。
軸色は黄金、白金。サイズは軸径12×最大幅16×長さ141mm、35g。1万5000円。

水性ボールペン「ZOOM韻 箸」
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