>>500
インフレ率が0.2%なんだから、
日銀の買いオペとその量は
異常でもなんでもないw
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日銀のバランスシートの「負債」側の『当座預金』には銀行など金融機関が莫大な金額のお金を預けている。
しかも、そのバランスシートの大半を占めている。

対して日銀のバランスシートの「資産」側には、
低い金利の時に高く購入した膨大な量の国債資産がそのバランスシートのほとんど占めている。
確か93%ぐらい。

現在日銀が銀行など金融機関に金利を支払う日銀の負債である『当座預金』の金利は0.1%
対して日銀の資産である『国債資産』の金利は0.3%
0.1%と0.3%とわずかで差もそんなに無いが、何とか日銀は利ざやを稼げている。

しかし、アメリカなど世界的な金利の上昇の影響などを受けて、日銀の負債である『当座預金』の金利も上昇して来る。

その時に日本も金利を上げていかないと、「金利が高いドルなど外貨を獲得するために、
金利が安い日本の自国通貨である『円が』売られる」から。
つまり、海外へ資金流出して円安になる。そしてその円安が止まらなくなるので。

それで日銀の負債である『当座預金』の金利が上昇して来て、
日銀の資産である『国債資産』の金利よりも高くなって来ると、
日銀に「逆ざや」が生じて、日銀は債務超過に陥るリスクがある。

また経済成長率が高くなると、例えば2%とか3〜4%とか高くなって来ると、通常金利が上昇して来る。

経済が良くなって来て金利が上昇すると、
日銀の『国債資産』の金利を上回って日銀が債務超過に陥るリスクがあると思う。