>>16【自己責任】
小泉政権下で考案された、日本人のDNAにわずかに残存する「恥」の概念を悪用した悪質な洗脳マジックワード。
権利主張しないことがカッコいいことと思い込ませて使用する者の自尊心を
くすぐり自己陶酔させて使用者を自縛状態に陥れ、自分が今不遇なのもそれは
自分の努力が足りないせいだと思い込ませて、
不遇な状態に追い込んでる為政者への不満の矛先逸らしを
被害者である使用者本人に行わせる新自由主義の奴隷
まっしぐらの凶悪な洗脳用語である。
本来行政が果たさなければならない義務や責任の放棄を正当化して、
小さな政府ならぬ新自由主義下の「無責任でいい政府」を
推し進める際にウィルスのようにばら撒かれる悪魔のキーワード。
広告代理店電通と共同で練られたメディア戦略の一環として多用された小泉政権下の
ワンフレーズポリティックスの中でウィルスのように国民の間に一時広がりをみせ、猛威を振るった。
多くの国民は引っかからなくなってきてはいる。

「自己責任」の真の意味は「責任主義」で
内容は@「個人的責任主義」A主観的責任主義」。なお、後者は「主体的〜」と理解すると
割と理解が簡単かも知れない。つまり
@「自身が惹起した事項以外に付いては責任を問うてはならない」
A「当該人間について、判断力が無い場合には責任を問うてはならない」
となる。
例として生保の場合には
@「各種疾患/災害等により就業不可能である場合にはそいつに責任を問えない」
A「勤務していた企業等が倒産する/大規模解雇開始等する/就業できないことを事前に予測できない場合にはそいつに責任を問えない」 となる。
それをネオリベ提唱者達(筆頭はケケ中)は歪曲した。

正確には「責任主義」:厳密には「個人的責任主義」「主観的責任主義」。
意味合いとしては、「自身が、予測不可能&対応不可能な状況の無い状態で惹起した事柄」以外については
そいつに責任を問うてはならない、という法規範の公理系のこと。