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12月19日 21時37分
今月15日、長野県中川村のリニア中央新幹線関連のトンネル工事現場の付近で土砂崩れが発生し、JR東海は19日夜、近くの地中で行った爆薬を使った発破作業による振動が原因と見られることを明らかにしました。

今月15日、長野県中川村の県道で、道路脇の斜面の土砂が高さ20メートル、幅10メートルにわたって崩れ、県道は4日たった現在も通行止めが続いています。

当時、現場の付近では、リニア中央新幹線関連のトンネルの掘削工事が行われていて、JR東海が長野県などどともに原因を調べていました。

これについてJR東海は19日夜、長野県飯田市で記者会見し、土砂崩れが起きた場所からおよそ15メートル下の地中で行われていたトンネルの掘削工事で、爆薬を使った発破作業による振動が起きたことが原因と見られることを明らかにしました。

JR東海の担当者は「周辺の住民の方にはご迷惑をおかけしている。引き続き調査を進め、長野県などと連携しながら、早期復旧に努めたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171219/K10011264681_1712192154_1712192157_01_02.jpg