12月23日は平日か祝日か 世論動向も踏まえ検討
12月21日 12時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171221/k10011266501000.html

菅官房長官は午前の記者会見で、「天皇誕生日」として祝日になっている12月23日は、天皇陛下の退位に向けた特例法に基づけば、退位された後は平日になるとしながらも、世論の動向も踏まえながら、平日にするか、祝日のままにするか、検討する考えを示しました。

天皇陛下の退位に向けた特例法では、祝日の「天皇誕生日」について、天皇陛下が退位された後は、皇太子さまの誕生日の2月23日とすることが定められています。

これに関連して、菅官房長官は午前の記者会見で「特例法には『天皇誕生日』を12月23日から2月23日に改める規定があるので、このまま特例法が施行されれば、12月23日は平日になる」と述べました。

一方で、菅官房長官は「どのような日を国民の祝日にするかは多様な論点がある。皇位継承後の12月23日を平日とするのか、あるいは新たな国民の祝日とするのかについては、国民各層の幅広い議論が必要だと思う」と述べ、世論の動向も踏まえながら平日にするか祝日のままにするか検討する考えを示しました。