お正月を前に甘酒が大人気だ。各メーカーからパックやペットボトル、缶などの様々な商品が出され、
売り上げも伸びているということだ。なかには鍋料理に甘酒を使用する飲食店も出ている。

 甘酒をスープに使った海鮮鍋、忘年会にも引っ張りだこだという。甘酒ブームの勢いは収まるどころか、
今年は特に顕著。購入額はここ6年で5倍、去年からの伸び率も187%でトマトジュースなどを抑えて1位だ。
粉末タイプにフリーズドライ、ショウガ味。すべて甘酒だ。市場の3割を占める森永製菓にとっても、
甘酒だけで8種類販売するのは異例なのだという。大量に飲みたい人に向けた1リットルパックも好調。
特に30代以上の女性に支持されているという甘酒だが、若者の街にも進出。エスプレッソに注いでいるのは米こうじの甘酒。

 SORA×NIWA・秋山裕美さん:「甘酒にも2つのタイプがありまして、酒かすを使ったものと米こうじを使ったものがあるんですけど、
当店は米こうじの甘酒を使っているので、お酒くさくなくて甘酒が苦手な方でも飲みやすいかなと」
 そして、粉末タイプは新たな使い方も生んだ。トーストの上にパラパラ。みそ汁に入れれば粕汁風。
森永製菓はこの人気について「発酵ブームもあり、気軽に飲めるものとして認知されてきた」としている。

テレ朝
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