30%大きく見える「スーパームーン」観測
讀賣新聞:2018年01月02日 21時49分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180102-OYT1T50047.html

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新宿ビル群の上に昇る満月(2日午後5時4分、東京都稲城市のよみうりランドで)=松田賢一撮影


 月が地球に最も近づき満月が通常より大きく見える「スーパームーン」が2日、国内各地で観測された。

 月は地球の周りを最短約35万6500キロ・メートルの楕円(だえん)形の軌道で周回している。
国立天文台によると、2日は月の中心と地球の中心の距離が、2018年では最も近い35万6572キロ・メートル。
最も遠い時と比べて5万キロ・メートルほど近く、「最小」の満月より直径で約14%、面積で約30%大きく見えるという。

 この日、東京・新宿の高層ビル群の上空に昇る「大きな月」を、東京都稲城市のよみうりランドから望むことができた。