パイロットに対する考え方も違いますね。
カネと時間をたっぷりかけて育成したパイロットたちを簡単には死なせない、と
瀬戸内海上空での空戦で撃墜されて漂流するパイロットまで潜水艦で救出したアメリカと
目の前で手を振っているのに(空母「翔鶴」機)、あるいは多くのパイロットたちがその3人が漂流するのを目撃して報告しているのに
それを簡単に見捨てる(ミッドウェイ海戦)日本海軍、戦闘中の救出は難しいでしょうが
あの「大和」を攻撃に行って撃墜された空母艦載機のパイロットたちでさえ、飛行艇を飛ばして駆逐艦「初霜」の目の前で救出してゆくわけですしね。
人命重視の思想というよりは、パイロットは簡単に代わりが造れないためという合理的な判断でしょうがあまりに違います。

横須賀にいたアメリカ海軍イージス駆逐艦「ラッセン」もベトナム戦争で撃墜されたパイロットたちを救出するため
敢えて危険だから侵入するなと決められた境界線を独断で越えてまで救難作業にあたったヘリコプター・パイロットの名でしたね。