https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180117/k10011292021000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_056

1月17日 14時36分
天候不良の影響で野菜の高値が続く中、流通大手のイオンは、消費者の根強い節約志向に対応するとして、17日から、スーパーなどで扱っている食品や日用品、100品目を平均でおよそ10%値下げしました。

イオンが値下げをしたのは、自社で開発したプライベートブランドで、食パン、ジャム、ラーメン、カレーなどの食品、それに食器用や衣料品用の洗剤などの日用品、合わせて100品目です。

値下げ幅は平均でおよそ10%で、17日からグループの総合スーパーなど全国およそ2800の店舗で価格を引き下げて販売されています。

千葉市内の店舗で早速値下げされた商品を購入した70代の女性は、「年金生活なので財布のひもは固いです。毎日必要なものは少しでも安いほうが助かる」と話していました。

イオンでは、おととし以降、3回にわたっておよそ260品目を値下げしていますが、消費者の節約志向は根強いとして、さらに100品目を追加したもので、今回の値下げに伴って原料の調達方法の見直しや物流の効率化などによりコスト削減を進めたとしています。

イオンリテールの栢野博子広報部長は、「値下げした商品は順調に売り上げを伸ばしていて、毎日食べる食品や日用品への節約志向は根強いものを感じる」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180117/K10011292021_1801171435_1801171442_01_02.jpg