https://www.asahi.com/articles/ASL1R3TW7L1RUTIL02D.html

2014年3月から湯釜周辺で火山性地震が増加し、4月頃からわずかではあるが山体の膨張を示す変動が観測された。
その後も様々な火山活動の活発化を示す兆候が現れてきたことを受け、
2014年6月3日に気象庁は噴火警報を発表し、噴火警戒レベルを「レベル2(火口周辺規制)」に引き上げた。
これを受け、即日群馬県は国道292号の草津町殺生河原駐車場前から嬬恋村万座三叉路までの
8.5キロメートルを通行止めにし、草津町と嬬恋村は第2次規制区域内の登山道を立ち入り禁止とした。
その後、同年6月14日に規制が緩和されて、日中の8:00〜17:00に限り国道292号の通行は可能になったが、
途中山頂の半径1キロ以内を走る2.5キロメートルの区間は駐停車禁止となり、駐車場や売店も閉鎖された。

2017年6月7日には火山活動の低下により噴火警戒レベルが「レベル1(活火山であることに留意)」に引き下げられ、
立ち入り規制が湯釜火口の1キロメートル圏内から500メートル圏内に緩和された[6]。
これを受けて6月15日に国道292号の規制が解除され、駐車場と売店の営業も再開された。