はれのひ「直前まで交渉」、事実異なるとの指摘
2018年1月28日 11時43分
http://news.livedoor.com/article/detail/14220764/

 経営破綻した着物販売レンタル「はれのひ」(本部・横浜市中区)の篠崎洋一郎社長(55)が、問題が発覚した今月8日の成人式直前まで、着付け会場の費用交渉を続けたなどと説明していることに対し、複数の関係者が「事実と異なる」と指摘している。
 同社は成人の日の直前に店舗を閉鎖し、契約していた多くの新成人が振り袖を着られなかった。篠崎社長は26日に開いた記者会見で、予約していた横浜市の着付け会場の費用約100万円について、昨年12月中旬、会場のホテルと分割で支払えないかと交渉し、「ぎりぎりまで話をしたが、折り合いがつかず使えないことになった」と語った。
 これに対し、ホテルの担当者は読売新聞の取材に「昨年12月27日に篠崎社長が会場の下見に来て以降、本人とは連絡が取れず、キャンセルの連絡などもなかった」と反論。また、横浜市の店舗の営業を断念したのが「成人式前日の夕方」(篠崎社長)との説明にも、「そもそも、事前に届くはずの振り袖が会場には届かなかった。前日に断念したのか、疑問だ」と話している。