大阪と兵庫でひったくりを繰り返したとして、大阪府警捜査3課は30日、窃盗容疑などで兵庫県尼崎市西難波町の建設作業員、佐藤勇樹被告(32)=窃盗罪で公判中=を逮捕、送検し、計62件の犯行(被害総額約577万円)を裏付けて捜査を終えたと発表した。

 同課によると、盗んだミニバイクを使って主に帰宅途中の女性を狙い、10分間に4件のひったくりを繰り返していたこともあった。容疑を認め、「やり出したら止まらないタイプ」と話しているという。

 送検容疑は昨年7月16日夜、大阪府吹田市江坂町の路上で、ミニバイクで20代の女性に近づき、約2万6千円が入った手提げかばんをひったくったほか、平成28年6月中旬〜昨年7月中旬までの間、大阪府内や兵庫県内でひったくりを繰り返したとしている。

配信2018.1.30 17:22
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180130/wst1801300080-n1.html