https://www.cnn.co.jp/m/business/35114173.html

2018.02.03 Sat posted at 16:34 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米国の大型オートバイ製造メーカー、「ハーレーダビッドソン」は3日までに、今後1年半内に初の電動バイクを市場に投入する計画を明らかにした。

年次の財務報告の発表に合わせて打ち出した。同社の電動バイクは、従来の製品に独特な弾けるような大きいエンジン音は消え、より静かなうなりに似たような音になる見通し。

同社の報道担当者によると開発が依然進んでおり、価格や商品名には言及しなかった。

同社は2014年に電動バイクの試作品を公表していたが、販売開始の時期には触れてこなかった。

ハーレーダビッドソン社の昨年の業績は低迷し、世界的な販売実績は6.7%、米国では8.5%落ち込んでいた。

電動バイクの分野には多数の新興企業が既に参入もしくは加わる構えを見せている。ギア変換の技術習得の手間などが省けるとされ、バイクの初心者にも扱いやすくなるとされる。ただ、走行距離が課題とされ、大半の電動バイクでは日常での利用は容易だが、国内の長距離走行には不適とも指摘される。

電動バイクを手掛ける新興企業は経験が少なく部品供給メーカーとの関係も乏しいとされる。現在の電動バイク市場にないのは高性能を誇り、経験が豊富なバイク愛用者が求めるようなタイプとの指摘もある。

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