新国立競技場 最難関の工事始まる
2018年2月5日 18時30分
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=46512571

 2020年の東京オリンピック開幕まであと900日となりました。大会の成功に向けた盛り上げを含め、東京都内各地でさまざまな準備が進められています。メインスタジアムの新国立競技場では、最難関の工事が2月に入って始まりました。

 都内で大会への準備が進む中、新国立競技場の建設は最大の山場を迎えていて、2月1日から最も難しい工事とされる屋根の取り付けが始まっています。JSC=日本スポーツ振興センターによりますと、工事は地上で組み立てた屋根の部品を大型クレーンでつり上げて設置するもので、工事の期間は1年5カ月程度を予定しています。また、スタジアムの内装工事も同じく2月から始まりました。

 街の人たちは「つい最近までこんな建物なかったのに急速に出来始めて、いよいよなんだなと感じる」「平和に、全部無事にいくといいですね」「国際的な会場なので、有意義に使ってほしい」などと話していました。

 新国立競技場の工事はおよそ3分の1の工期を終えていて、開幕が9カ月前に迫る2019年11月に完成する予定です。