無数の巨大つらら 落差60メートル玉簾の滝 凍りつく 山形
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※記事に動画あり

厳しい冷え込みが続く中、山形県酒田市では60メートル以上の落差がある「玉簾の滝」が凍りつく「氷瀑」が見られるようになっています。
山形県と秋田県にまたがる鳥海山のふもと、酒田市升田にある玉簾の滝は落差が山形県内で最も大きい63メートルあり、寒さが厳しいこの時期、滝の水が凍りつく「氷瀑」を見ることができます。

酒田市によりますと、ことしは相次ぐ寒波の影響で先月下旬から見られるようになったということで、
7日は滝の両端に数メートルから長いもので10メートル以上ある青白いつららが無数に連なり、見事な造形美を見せていました。

玉簾の滝は平安時代、この地を訪れた弘法大師空海が水が落ちる様子がすだれのように見えたことから命名したと伝えられ、酒田市の観光名所の一つになっています。

駐車場から滝までは10分ほど歩く必要がありますが、ふだんは除雪をしていないため、7日は30センチほど雪が積もっていて、市は「訪れる際は長靴やかんじきを用意してほしい」と話しています。

玉簾の滝:(画像は県のやまがた観光情報センターより)
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