75歳以上の高齢ドライバーの乗車中の事故の致死率は、軽乗用車が普通乗用車に比べて1・6倍に上ることが、
警察庁への取材でわかった。
車種別の致死率が明らかになるのは初めて。

衝撃が伝わりやすい軽乗用車の場合、身体の弱い高齢者が肋骨ろっこつなどを骨折するケースが多いことが原因とみられる。
専門家は、軽乗用車の安全機能の強化が必要だと指摘している。

同庁によると、昨年1〜11月末の75歳以上の軽乗用車の致死率は1・22%。普通乗用車は0・77%だった。
75歳未満の場合、軽乗用車の致死率は0・59%で、半分以下の水準。普通乗用車は0・47%だった。
75歳以上の軽乗用車が突出して、致命傷を受ける割合が高いことになる。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180212-OYT1T50002.html