菓子メーカーのUHA味覚糖(大阪市)が、鹿児島市特産の桜島小みかんの果汁を使ったソフトキャンディーの菓子「ぷっちょ 桜島小みかん」の九州での先行発売を19日から始めた。3月5日からは全国でも売り出す。山田泰正社長がかつて食べた桜島小みかんのおいしさが印象深く、製品化につながった。

 同社によると、ぷっちょは2000年に発売が始まり、約30種類の味が製品化されているが、鹿児島産の食品の味は今回が初めて。

 桜島小みかんは直径5センチほどで、濃厚な甘みが特徴。山田社長が約20年前に鹿児島県霧島市を訪れた際、同僚からもらって食べた。山田社長は「パンチのある甘さが素直に表現できた」と話す。桜島小みかんを生産しているJAグリーン鹿児島(鹿児島市)の村山眞一郎・代表理事組合長は「生産者が高齢化しているが、全国に名が知られることですばらしいPRになるのでは」と期待する。

 10粒入りで100円前後

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