欧州は厳しい寒波に見舞われ、2日までの約1週間でポーランドやスロバキア、チェコなど東欧を中心に計約60人が死亡した。欧州のメディアが伝えた。

寒波はロシア方面から到来し、欧州各国では「シベリアのクマ」「雪の大砲」などと呼ばれている。夜間の気温が氷点下15度前後まで冷え込む日が続き、ポーランドでは最多の23人が死亡。フランスやスペイン、イタリアでも死者が出た。

 アイルランドは数十年に一度とみられる大雪に見舞われ、ダブリンの空港は一時閉鎖。スイス・ジュネーブでも空港が一時閉鎖され、オランダのアムステルダム郊外のスキポール空港では欠航便が出た。(共同)

2018年3月3日 07時56分
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20180303/k00/00e/030/165000c