ガソリン価格 円高で3週連続値下がり
3月7日 15時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180307/k10011354511000.html?utm_int=news-business_contents_news-main_001

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、円高で原油の輸入にかかるコストが減少したことなどから、3週連続で値下がりし、全国平均で1リットル当たり144.1円となりました。
資源エネルギー庁から調査を委託された石油情報センターによりますと、5日の時点でのレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり144.1円と、前の週より0.3円値下がりしました。ガソリン価格の値下がりは3週連続となります。

また、灯油の店頭価格は、全国平均で18リットル当たり1585円と、2週連続で値下がりしました。これは、アメリカでシェールオイルが増産されるという見方から、原油価格が下落傾向に転じていることに加えて、外国為替相場で円高が進み、原油の輸入コストが減少していることが要因です。

今後の見通しについて石油情報センターは「直近の原油価格が下落していることから、来週もガソリンの小売価格は値下がりが続くと見られる」と話しています。