暴行容疑の中学校長 戒告処分
03月09日 18時19分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180309/5070000051.html

去年、職場の飲み会の席で、部下の男性教諭の頭をたたいたなどとして暴行の疑いで書類送検された杵築市の中学校の校長に対し、県教育委員会は9日戒告の懲戒処分にしました。

戒告の懲戒処分を受けたのは、杵築市の中学校の60歳の校長です。
県教育委員会によりますと、この校長は去年12月、別府市内の飲食店で開かれた職場の飲み会の席で、同じ中学校に勤務する男性教諭の頭を平手で少なくとも1回たたいたということです。
男性教諭はその弾みでグラスに額にぶつけたということで、校長は今月1日付けで暴行の疑いで書類送検されました。
県教育委員会は職員を管理監督する校長として信用を著しく失墜させたとして、この校長を戒告の懲戒処分としました。

校長はこれまでの聞き取りなどで「酒を飲んで酔っていたので、たたいたことは覚えていない。教員の信用をなくす行為で深く反省している」と説明しているということです。

県教育委員会は「管理職である校長がこのようなことを行ったことを深刻に受け止めている。改めてすべての教職員の綱紀粛正に努めていく」と話しています。