FNNニュース 3/20(火) 1:17配信 最終更新:3/20(火) 10:23

19日から全国展開。夜に力を入れる狙いとは。

19日、マクドナルドが、全国の店舗で開始した新サービス「夜マック」。
午後5時から閉店まで、定番メニューに+100円するだけで、パティが2倍に。フィレオフィッシュは2枚、ビッグマックはなんと4枚に。

ボリューム満点なサービスだが、実際に夜マックを食べた人たちは。

客は「大きいです。分厚いです」、「きょう、初めて夜に来たんですけれども、ボリュームが上がると、夜も(行こう)っていう感じにもなるかな」などと話した。

この夜マックだが、実は2017年6月から、愛知・岐阜・三重の3県限定で展開。
予想を15%ほど上回る売り上げがあったが、ほかにも意外な結果が。

日本マクドナルドPR部・當山 心コンサルタントは、
「(夜マックは)実は、女性の方にも人気がございまして、女性の方でも、ボリュームのあるバーガーの方をお好みになるんだなということが、今回わかりました」と話した。

さらに、當山氏は「朝マックですとか、ランチタイムがイメージ強いと思うんですけれども、そこに夜の、ボリューム感を求めるディナーの時間帯にも選んでいただきたい」と話した。

朝や昼に比べ、苦手な夜の時間帯の顧客獲得を目指した、今回の新戦略。

外食ジャーナリスト・中村芳平氏は、「どこのハンバーガー屋さんも、夜のちょい飲みを始めている。
アルコールは一切扱わないというスタンスが、マクドナルドにはポリシーとしてありますので、
夜の方に進出してきたということは、やっぱりそれだけ、マックも夜の商戦に負けられないという気持ちが出てきたんじゃないかなという感じですね」と話した。

業績回復を成し遂げた、マクドナルド。
唯一苦手な時間、ディナータイムの克服を目指した、今回の新サービスで、夜の利用者の掘り起こしとなるのか。

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