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3月25日 6時04分
ワシントンで行われた銃規制の強化を訴えるデモには、黒人差別の撤廃に取り組んだ公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師の9歳の孫のヨランダ・リネー・キングさんも参加し「私には夢がある。銃のない世界にすべきだ」と訴えました。

ワシントンで行われた銃規制の強化を訴えるデモには、黒人差別の撤廃に取り組んだ公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師の9歳の孫娘、ヨランダ・リネー・キングさんも参加しました。

キングさんがステージ上に現れキング牧師の孫だと自己紹介すると、デモの参加者たちからひときわ大きな歓声が上がりました。そしてキングさんは、「私の祖父は、4人の幼い子どもたちが肌の色によってではなく、その人格の中身によって評価されるという夢を持っていた」と話しました。

そのうえで、キング牧師が「I have a dream」(「私には夢がある」)と訴えた有名な演説の一説になぞらえて、「私には夢がある。銃の事件はもうたくさんだ。銃のない世界、時代にするべきだ」と訴えると、デモの参加者たちもキングさんに合わせてシュプレヒコールをあげていました。