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飲酒運転で2人をはね死亡させたとして罪に問われている男の裁判で熊本地裁は懲役3年6か月の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは熊本市南区の建設業福山篤史被告(32)です。判決によりますと福山被告は去年4月、熊本市南区の国道57号線を飲酒の上、時速およそ120キロ以上のスピードで車を運転し、道路を横断していた男女2人をはね死亡させたものです。

26日の判決で熊本地裁の中山周子裁判官は「常習的に制限速度違反を繰り返し、今回の事件では酒気帯び運転もしていたことは厳しい非難に値する」としながらも「今後遺族に対して被害の弁償が期待される」などとして懲役6年の求刑に対して、懲役3年6か月の判決を言い渡しました。

判決に対して被害者の父親は「2人の命が奪われた結果に対する刑罰としては軽すぎる。悔しいとすら思う」とコメントしています。