財務省が森友学園との土地取引をめぐる決裁文書を改ざんした問題。当時の理財局長だった佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問が、27日午前に参院、午後に衆院の予算委員会で開かれます。改ざんの理由や政治家の関与など、疑問点は解明されるのか。タイムラインで追います。

昭恵氏の名前記載の文書を見た受け止めは 佐川氏「私が書き換えをいつ認識したかという問題そのもの」と証言拒否(11:15)

改ざん「本省の指示」 財務省職員ら、地検聴取に説明

公文書改ざん問題で、複数の財務省職員が大阪地検特捜部の任意聴取に対し、「本省の指示があった」と説明していることがわかった。

 改ざん前後の決裁文書をいつどのように知ったのか、佐川宣寿氏は証言を拒否している。小池晃氏(共産)は聞き方を変え、「いつ見たかと聞いたんじゃなくて、安倍昭恵さんの名前が出てくる(改ざん前の文書)、それをいつかの時点ではご覧になったんでしょ。いつ見たかは言えないが、見たんでしょう。そのときにどう受け止めたか」と聞いた。

 だが、佐川氏は「『いつ見たとは聞いていないけれど、いつか見たんでしょ』ということは、いつ見たのかというご質問でございますので」とかわす。議場は、笑いとヤジに包まれたが、佐川氏は「それは、私自身が書き換えをいつ認識したのかという問題そのものだ」と述べ、改めて証言を拒否した。

官僚の忖度、背景に内閣人事局 異を唱えれば「クビ…」

「私個人には理解できない」。当事者の理財局長すらこう答弁した、決裁文書の改ざんはなぜ行われたのか。その背景にあるのはいったい…。

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