アルゼンチン1部の名門クラブであるインデペンディエンテで衝撃的なスキャンダルが発生した。同クラブの下部組織に所属する少年たちの売春に関与した疑いで逮捕されたアシスタントレフェリーのマーティン・ブストス。HIVに感染していると知りながら性的虐待を行なっていたことが発覚したと、26日にアルゼンチンメディア『ciudadanodiario』が報じている。

 同メディアによると、ブストスから性的虐待を受けた子供がHIVに感染した可能性があるとのこと。アルゼンチンメディア『dobleamarilla』によれば、少年たちが経済的に恵まれていないことを逆手に取り、金銭やスパイク、衣類などと引き換えに売春したという。同様のことがインデペンディエンテ以外でも行われていると見て検察官が調査を行なっているようだ。

 インデペンディエンテはセルヒオ・アグエロやディエゴ・フォルランなどを輩出してきた名門クラブ。リーグ戦などの国内タイトルの他に、コパ・リベルタドーレスで優勝したこともある。

2018年03月27日(Tue)8時46分配信
フットボールチャンネル
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