産経新聞 2018.3.30 20:03

厚生労働省は30日、2月に実施した作業療法士の国家試験で出題ミスがあり、85人を追加合格させる措置を取ったと発表した。二つの正答を選ばせる問題で、三つの正答があった。
医事課試験免許室の担当者は「受験生に不安を与え、心からおわびする。今後は、より一層問題を精査し、再発防止に努める」としている。

厚労省によると、2月25日に東京など全国8カ所で実施された筆記試験で、正しい関節の可動域の測定方法を尋ねる選択式の問題でミスがあった。
3月27日の合格発表後に、外部からの指摘で判明した。

今年の作業療法士試験は6164人が受験。追加合格を受け、合格者は4785人となった。

https://www.sankei.com/affairs/news/180330/afr1803300022-n1.html