大分の山崩れ、深層崩壊か…深さ最大30mから
4/20(金) 12:37配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180420-00050033-yom-sci

 国土交通省九州地方整備局は、大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉(かなよし)で11日に起きた大規模な山崩れについて、「深層崩壊だった可能性も考えられる」との調査報告書を公表した。

 約100万年前の火砕流が冷え固まった「溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)」の地盤が風化して大規模に崩壊したとみている。

 深層崩壊は、表層の土砂だけでなく、その下の地盤ごと崩落する大規模な土砂崩れ。報告書では、今回の山崩れは、溶結凝灰岩の地盤が長年の雨水などで風化し、最大で深さ約30メートルの部分から崩れたと指摘した。